SOHOオフィスはドコモのホームルーターとワイヤレス固定電話で

NTTドコモから、2022年3月下旬にモバイルネットワークを使った固定電話サービス「homeでんわ」が発売されます。

ホームルーターと同じく工事不要で、専用端末「homeでんわ HP01」と固定電話を電話線でつなぐだけで利用可能という手軽さが売りのようです。

スマホの普及で固定電話の需要が下がり続ける今、なぜワイヤレス固定電話をリリースするのか考えてみたところ、

次のような場合には、たしかにワイヤレス固定電話は「アリ」だと思います。

ワイヤレス固定電話が役に立つとき
  • 法人が新しく拠点をつくるとき
  • これから開業する個人事業主
  • 2024年の固定電話(アナログ・ISDN)廃止に合わせて契約プランの変更を検討している場合

新しく事務所をつくるとき、インターネットをするためには光回線が必要、というのが当たり前でした。

同時に、社会的信用や金融機関への融資等申し込み、取引上の本人確認のために、03や06から始まる0ABJ番号と呼ばれる電話番号を取得しておく場合が多いかと思います。

そうなると、ビルへの申請や調査など、準備に手間と時間とお金がかかります。

これが、「ホームルーター」と「ワイヤレス固定電話」だったら、WEBで申し込んで数日後にはインターネットも固定電話も使えるようになるわけです。

何かと忙しい時期に、手間を省けるということは大きなメリットとなります。

個人においても、「ホームルーター」と「ワイヤレス固定電話」を組み合わせることで、光回線が引き込めない地域にお住まいの方でも、高速インターネットとひかり電話に似た環境をつくることができるので、新しいインフラの選択肢の一つになると思っています。

世間一般的にはまだあまり認知されていない、最新のワイヤレス固定電話「ドコモhomeでんわ」について知ることで、

新時代のネットと固定電話について考えてみました。

目次

ワイヤレス固定電話とは

ここでいうワイヤレス固定電話とは、親機と子機とに別れたデジタルコードレス電話機のことではなく、

こでまでの固定回線の代わりとなる、電話回線のことを意味します。

現在、発売されているワイヤレス固定電話は3つです。

docomohomeでんわ
KDDIホームプラス電話
softbankおうちのでんわ
ワイヤレス固定電話

KDDIとsoftabankでは以前から販売されていましたが、2022年3月にdocomoが新たに参入するカタチとなりました。

これまでの固定電話といえば、NTT加入電話ならメタル線、光IP電話なら光ケーブル、CATV電話なら同軸ケーブルなど、外から建物内に、物理線の引き込みが必要でした。

ワイヤレス固定電話は、スマホと同じネットワークを使うので、近くの基地局と電波を利用して通信をします。

基地局との通信が無線なのでワイヤレスというわけです。

homeでんわ然り、すべてのワイヤレス固定電話では、0ABJ番号を使うことができます。

NTTから発行された番号なら、今の番号をそのまま使うこともできます。

電話機ももちろんそのまま使えます。

購入した端末が届いたら、コンセントに挿して電話機を電話線でつなぐだけで良いので、工事不要です。

コンパクトな機器と1本の線でつなぐだけなので、配線もスマートに、置き場所の制限もなくなるので素晴らしいですね。

ドコモ「homeでんわ」の料金

契約期間の縛り・・・なし
解約金・・・なし
事務手数料・・・2,200円
番号継続登録料・・・2,200円
端末「homeでんわ HP01」代金・・・未定
契約プラン①「homeでんわ ライト」・・・1,078円(月額料金)
契約プラン②「homeでんわ ベーシック」・・・2,178円(月額料金)

docomoのスマホ、ホームルーター(home5G)を別途契約している場合、セット割適用で月額528円割引。

国内の固定電話との通話料・・・8.8円/3分
国内の携帯電話との通話料・・・17.6円/1分

オプション一覧(月額料金)

FAX・・・無料
通話中着信・・・330円
転送電話・・・550円
発信者番号表示・・・440円
ナンバーリクエスト・・・220円
迷惑電話ストップサービス・・・220円

※契約プラン②「homeでんわ ベーシック」の場合、すべて無料で利用可能

KDDI「ホームプラス電話」の料金

契約期間の縛り・・・なし
解約金・・・なし
番号登録料・・・1,100円
番号変更・・・2,200円
番号ポータビリティ・・・1,650円
移転事務手数料・・・1,100円
端末代金・・・レンタルのため0円
月額基本利用料・・・1,463円(口座振替、カード払いの場合)

auのWi-Fiルーターを別途契約している場合、セット割適用で月額385円割引。

市内通話料・・・8.8円/3分
県内市外通話料・・・8.8円/3分
県外通話料・・・16.5円/3分
国内の携帯電話との通話料・・・17.6円/1分

オプション一覧(月額料金)

割込番号表示・・・110円
転送電話・・・550円
発信番号表示・・・440円
番号通知リクエスト・・・220円
迷惑電話撃退・・・770円
着信転送・・・550円

softbank「おうちのでんわ」の料金

契約期間の縛り・・・なし
解約金・・・1,100円~3,300円
事務手数料・・・880円
番号利用登録料・・・1,100円
番号継続登録料・・・2,200円
番号変更手数料・・・2,750円
でんわユニット割賦金・・・474円(36ヶ月の期間限定割引適用で実質0円 ※月月割474円)
月額利用料金・・・1,078円(月額料金)

softbankのスマホ、ホームルーター(softbank Air)を別途契約している場合、セット割適用で月額528円割引。

国内の固定電話との通話料・・・8.789円/3分
国内の境地電話との通話料・・・17.6円/1分

オプション一覧(月額料金)

通話相手先への番号通知・・・無料
キャッチ電話サービス・・・330円
着信転送サービス・・・550円
番号表示サービス・・・440円
番号通知リクエストサービス・・・220円
着信お断りサービス・・・220円

※2つ以上オプションを申し込む場合お得になるオプションパックあり。

オススメはドコモのhomeでんわ

理由はズバリ、ホームルーターのオススメがdocomoのhome5Gだからです。

home5Gをオススメする理由はコチラから

事務所や自宅に光回線を引き込んでいるなら、電話も光IP電話にすればよいので、ワイヤレス固定電話は必要ありません。

ワイヤレス固定電話と光IP電話では、値段はほぼ同じですが、通話品質では有線である光IP電話のほうが優秀です。
ワイヤレス固定電話はあくまでも、光回線の代替手段として用意するもの、という位置づけとなります。

光回線ではないインターネットの手段として、ホームルーターを使う場合の抱合せ商品と言っても過言ではないでしょう。「HR01」と「HP01」を見ればわかるように、一緒に置いておくようにデザインされているとしか思えません。

さらに、ファミリー割引、ビジネス通話割引でグループ内の通話が無料となるので、
docomoのスマホを持つ家族や社員との通話は無料です。

docomoの電波が最も信用できるというのも、決め手の一つです。

固定電話廃止に合わせて

固定電話(アナログ/ISDN回線)は、2024年でサービス終了となることが発表されています。

おそらく、光回線(光電話)の勧誘が来る、すでに来ているのではないでしょうか?

サービス終了後は、「メタルIP電話」という新サービスに自動的に切り替わり、特に手続きもなく、今の電話機で同じように電話を利用できるということを忘れないでください。

光回線の勧誘がしつこいからといって、安易に契約してはいけません。

とはいえ、光回線を契約したほうが結果として料金が安くなる可能性は大いにありますので、

代理店による電話営業や訪問営業には気をつけつつ、契約を切り替えるということは必要かもしれません。

これまでと違い、電話とインターネットはセット契約がお得になりますので、

まずはご自宅の電話とインターネットにかかる費用を確認することから始めてみてください。

その次に、余裕があれば「光回線&光電話」の特徴と、「ホームルーター&ワイヤレス固定電話」の特徴を比べてみてから、

じっくりと、腰を据えて、切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

光回線について知りたい人はコチラ
ホームルーターについて知りたい人はコチラ

インターネットは1日に1時間程度、電話もたまにしか使わない、
そんな人には手続きが簡単で工事不要の「ホームルーター&ワイヤレス固定電話」がピッタリかもしれません。

まとめ

これまでは、インターネットも電話も光回線を引き込むことが当たり前であり、最適な方法でした。

しかし、光回線(フレッツ光)や固定電話の主軸であるNTTグループのドコモが、引き込み工事の必要ない、ホームルーターやワイヤレス固定電話に参入してきたことで、

光回線が絶対だ、という価値観がモバイル回線に置き換わろうとしている気がします。

ホームルーターは、速度や通信制限の面で、ワイヤレス固定電話は、音質や安定性の面で、光回線に劣っていることは事実ですが、5Gの広がりなど、モバイル通信の進化は止まりませんので、いずれは立場が逆になることでしょう。

ホームルーターとワイヤレス固定電話が主流となる日がいつになるのか、今から楽しみです。

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この記事を書いた人

J:COMで6年間技術職として勤務。500件以上のサービス設置工事と大規模通信設備の管理を担う。現在はKDDI関連会社で情報システム担当。面倒なNET開通にホームルーターが終止符を打つことを信じて当サイトの運営をはじめる。

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